旅
退職してまずしたことは、夜行バスで東京へ。
精神障害者手帳でも、バスやフェリーが安くなる会社があるんです
(とはいえ、後に早割や直前割、閑散期などは値段があまり変わらないことを知る)
長い付き合いのネッ友や、幼馴染も就職は関東→そのまま結婚してたり
大阪から東京に転勤した知り合いも多い。
オタクとして秋葉原には興味あったし、シュタインズ・ゲートの聖地だし
ってことで、まずは東京へ夜行バスで行ったわけです。
無職ってことで暇だけではあるし、如何に安く移動するかだけを考え旅立った笑
約一週間でまさかの4キロ太りました・・・_| ̄|○ il||li
翌月もう一度、関東へ行き
その更に翌月にはネッ友に呼ばれ、祖父の本家もあるしと勢いで愛媛県へ。
さすがの私も、もう40も見えてきたし
次の就活が最後にしなくてはと焦っていたので、
2月に仕事辞めて春には就職するつもりで退職したのだけれども
初めて気ままなひとり旅を何度か経験したらもうあんた・・・
もっとあちこち行きたい・・・!!
という欲求と、生まれてはじめて『自由』を感じた気がしました
それがもう楽しくて嬉しくて気持ちよくて。
なにより『人生』ってもしかしてこういうものなの?!というレベル。
私は過去に一度も『幸せ』を本気で感じたことあんまりないんです
『絶望』はたくさんあるんですけどね というかしんどいことしかなかったし。
もちろん、『楽しいこと』はあるし『面白いこと』だってある
でも ずーっと基本的にストレスと生きづらさがMAXで、その瞬間だけ『楽しい』。
そういう感覚で生きてきたわけです
これまでも結構、自分本位に生きてるとは思ってたんですけど
自分本位なのと、本能全開で生きるのとは違うんだと実感しました
そして、私の好奇心と人見知りのしなささは、とてつもなく旅に向いていたわけです。
知らない景色、生活、仕事。全てのものは私にとって刺激で
それを吸収する素直さと、その土地の人に紛れる楽しさ。
発達障害がわかったことで、自分でも気づかなかった本質を客観的に知って
それを意識したら、また一つ新しい世界が見えたのです。
不注意が多すぎるので、バックパッカーは危ないと思ってるので中途半端ですが
とりあえず日本の中でも、地区が違うだけでもうぜんぜん違う世界。
それを楽しめるのは発達ならでは、かもしれません